アーユルヴェーダ薬膳ライフ47/ 夢が叶うとき
イギリス、ロンドンからメールが来ました。アーユルヴェーダ病院に留学していた頃の担当ドクターからです。「来月インドに帰り、ひと月ほど実家にいるので遊びに来ないか?」というお誘い。卒業して8年。今もこうして連絡をくれるのは、とても嬉しいです。
一昨年、コロナのデルタ株がインドで蔓延していた頃、ワクチンも薬もない。検査キットさえ手に入らない現地の状況をテレビで知った私は、ドクターにメールをしました。実はその当時、連絡をためらっていたのです。日本からの国際郵便も止まっていましたから「困っている」と相談されても、何もできない状況が、無責任な言い訳になりそうで……。
「Hello, Doctor. How are you? (ドクター、元気ですか?)」
「We are fine. Now at London in the U.K.(元気だ。今イギリス、ロンドンにいる。遊びに来い)」
と言う返事に、拍子抜けしました。インドで治療手段のないウィルス感染を待つ事なく、さっさと家族で海外に移住していたのでした。なるほど、裕福な階層は考えることが違う。コロナで閉鎖思考になっていた自分に気づきました。海外の発想やスピードにはついていけないなと痛感。
先進国の中では賃金の低い日本。ワーキングホリデーを活用してカナダやオーストラリアに出稼ぎに行く若者が増えているそうです。残業もなく、リゾート地で趣味や副業を満喫しながら月に50〜70万の貯金ができる。そう現地インタビューに答えている若者たちをNHKで見ました。素晴らしいです。(^◇^)
20年位前、私がインドに行き始めた頃、現地の貨幣価値は日本のおよそ10分1で、大学出のコンピューター技師の月給が1万5千円〜2万円位でした。『日本は観光に行く国ではない。出稼ぎにいく国』が常識となっているようでした。
生活を良くしたい。そのためには頭を使い、体を駆使し、何処へでも行く。そういうハングリー精神でみなぎっているインドの人々を見て、この国は間違いなく経済成長すると思いました。
そして、現代では、インド人コンピューター技師がいなければ、世界のI.T産業は成り立たないとまで言われています。
カナダで働く日本人女性が「日本に帰ったら、こっちで貯めたお金を基に、起業するのが夢」と語っていました。頼もしいです。発想の転換と行動力に惚れ惚れしました。時代にあった新しい生き方。固定観念に捉われない夢の叶え方。自分の夢に怖気づいていては、何も叶わないのが夢。自分を信じて頑張りましょう。夢が叶う瞬間を夢見て。\(^◇^)/
ドクターへの返信
「Hi. docter. 来月のインド行きは無理だけど、インドもイギリスも必ず行よ。待っててね。 Keep in Touch! 」
❂瞑想会のお知らせ
R5.3.11の瞑想会は満席となりました。ご予約ありがとうございました。
次回はR5.5.13(土) 18:30〜20:30 会場はいつものクレオ大阪中央館です。ご予約
お待ちしております。(*^^*)
0コメント