アーユルヴェーダ通信22 癒される瞑想
暑い日と寒い日が交互にやって来て、ころころ変わる天気に翻弄されているうちに2月に追いやられてしまった。という感じで今日から2月。皆様いかがお過ごしでしょうか?明日は節分ですが、鬼もマスク着用で可愛くお出まし?コロナ退治してくれるなら鬼にもさえすがりたい(^◇^)
さて、1月29日よりクレオ大阪子育て館で『アーユルヴェーダとアロマ瞑想講座』が始まりました。コロナ感染予防のため十分なスペースがとれる大会場で椅子に腰かけての瞑想です。換気が良いのでアロマ効果が薄いのではと心配していましたが、思いの他、良い香り効いていました。
アーユルヴェーダのお話し約50分の後、体をほぐすやさしいヨガ。そしていよいよ照明を落として瞑想です。深い呼吸から浅い呼吸へ。次第にご自身の内の中に意識を向けていきます。
椅子に腰かけての瞑想は正座と比べて姿勢の保持がとても楽です。ああ、楽ちん。
ラベンダーの香りに誘われて、意識が自身の内を通り過ぎ眠りに落ちてしまいそう…。
「南先生、いつまで寝ているんですか?受講生はもう帰りましたよ」
ハッと気がつけば会場には誰もおらず目前にクレオスタッフの怖い顔。
なーんて事にならないように、心の中でマントラを繰り返し唱えておりましたよ。皆様の心に平安あれ。(^◇^)ハハハ~
インドの各地を一人旅していたので、いろんな所で瞑想する機会に恵まれました。今にしてみると何処が良かったかな?
思い出深いのは北インドデリーの『ババイ・ハウス・オブ・ワーシップ』別名を『ロータステンプル』。蓮の花の形をした寺院。初めて見た時はオーストラリアのオペラハウスが引っ越してきたかと思いました。ここは宗教上の制限がなく誰でも入れます。鎮静な香が漂う中、大勢の人が大理石の床に座って瞑想していました。瞑想堂の中は薄暗いので判別つかないのですが、外国人はもちろんターバンを頭に巻いたシーク教徒の男性や額にビンディをつけたヒンズー教徒の女性と出入口ですれ違いました。インドの寺院としては珍しい包容力。世界は平和だぁ。
南インドはヒンドゥー教徒onlyという寺院が多く、瞑想堂に入ることが出来ない所が多いです。コロナが収束したら、ぜひ行ってみたいのが南インドタミルナドゥ州ポンディシェリー。フランスの植民地だったので地名がフランスっぽい。
マトリマンディという球状の瞑想ホールがあります。外国人は1日100名限定1時間のみ。要予約という厳しさですが、海岸沿いでフランス領だったインドという地域性にも魅力。ぜひ行きたいです。インド式ホットショコラとクロワッサンを食べに。(#^.^#)
さて、一番の瞑想スポットは南インドの山岳部ウーティの紅茶農園。インド三大紅茶の一つニルギリが山の斜面に栽培されています。朝靄の中を歩くと夜明けとともに新芽から立ち昇る清々しくてどこか甘くて優しいハーブの香り。癒されますねー。朝霧に霞むハーブ園と青い空。雄大な景色を眺めながら石に腰を下ろして目を閉じる。大自然の瞑想が癒しには一番のようです。 (^◇^)
2月の講座
アーユルヴェーダとスパイス&ハーブ講座
2/16.23. 3/2.9 全4回 13:30~15:00 場所はクレオ大阪中央館
お問い合わせ、お申込みはクレオ大阪中央館へ
お会いできるのを楽しみにしております。
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