アーユルヴェーダ薬膳ライフ32/ 地球を救うのは?
「アーユルヴェーダは間違いだらけなんですか?南さんからはそう聞こえるんですが」と言われてしまいました。(*^^*)ハハハ〜
話のいきさつは、あるセミナーの質疑応答の時。
お問い合わせの内容
①太白ごま油を塗ると腰痛や眼の病が治り、その他いろいろな病気や怪我に効果があると本で読みました。本当ですか?
→以下のようにお返事しました。
大正製薬、大塚薬品、武田薬品など大手の製薬会社は、太白ごま油で怪我や病気が治るなら、高額な研究費をかけて薬を作らないと思います。太白ごま油は料理に使って美味しく頂きましょうね。(*^^*)
②蜂蜜は加熱すると毒になるとアーユルヴェーダの本で読みました。紅茶に入れる程度の温度なら大丈夫ですか?
→以下のようにお答えしました。
加熱して毒になるものは食品衛生上、市場に流通しません。
③スパイスは食べれば食べるほど、体に良いのですか?
→以下のようにお答えしました。
スパイスは食物繊維の塊ですから、腸内細菌が処理できる限度を超えれば下痢をします。美味しく食べられる最小限が適量と考えています。
④アロマテラピーの本にアロマオイルは皮膚から血管に入り、心身のデトックスにはたらく。とありますが本当ですか?
→以下のようにお答えしました。
もし、皮膚に塗った油がそのまま血管に入っていくなら、毛細血管はすぐに油で詰まってしまい、血液成分の循環は出来なくなります。デトックスどころか麻痺を起こします。
⑤南さんの話ではアーユルヴェーダは間違いだらけと聞こえるのですが、それでは、どうしてそんなにアーユルヴェーダが好きなのですか?
→えっ、そういう質問が出ますか。う〜ん。厳しいなぁ。(>_<)
私は、アーユルヴェーダの自然観が好きなのです。ヒトは自然から頂くたくさんの命で生かされている。アーユルヴェーダには大自然への敬意と感謝があふれています。
日本古来の信仰では、山の神、海の神から頂くたくさんの自然の恵みに感謝し、祈りを捧げてきました。恵みとは、魚や貝はもちろん大根や柿でさえ命を授かった生命体でした。
たくさんの命を頂いて、ヒトは生かされている。命をむだには致しませんという感謝と誓いが「いただきます、ごちそうさま」というマントラ。
山や海は感謝と祈りの対象だったのです。
ところが現代の山や海はどうでしょう。山には産業廃棄物の盛土が豪雨の度になだれ落ち。海はプラごみと海洋汚染。これでは、山の神も海の神も「もう、恵むの辞めた〜」と逃げ出しそう。(#^.^#)
地球温暖化対策が急務と叫ばれていますが、大自然への敬意と感謝なくしては
解決しない問題と思います。
心の豊かさは、大自然への感謝から。
地球を救うのは、アーユルヴェーダの自然観!
ちょっと恰好よく言っちゃいました。(#^.^#) ハハハ〜
❂講座のお知らせ。
12/5(日)クレオ大阪東館のイベント「ハピまるクレオ」でアーユルヴェーダのお話しと
癒し瞑想の体験を行います。
1日2回11:15〜と13:00〜。各45分。定員17名(コロナ感染防止上、人数制限となっております)参加無料です。 クレオ大阪東館 → https://www.creo-osaka.or.jp/east/
ご都合の良い方はぜひ、お越しください。楽しんで頂けたら嬉しいです\(^◇^)/
0コメント