アーユルヴェーダ薬膳ライフ46/ 丁寧な時間

朝はいつもお湯を沸かして白湯を頂くのですが、今朝は鍋の蓋を開けたとたん、ふわぁーと立ち昇る湯気に幸せを感じました。つまり、物凄く寒い朝。

カーテンを開けると、ボタン雪が舞い、見慣れた景色一面が雪に覆われていました。年末年始は平年よりずっと気温が高かったのでこの冬、こんな寒波の到来は想定外。やっぱり季節は冬だったのですね。(*^^*)

ちなみに、アーユルヴェーダでは、白湯をウスナジャラと言い、朝一番に飲むべきものとされています。

さて、今日から2月。2月は逃げる、3月は去る。と言います。3月桜の開花を楽しみにしていると、花吹雪となっていさぎよく散り、4月はためらわずにやって来る。そして、気が付いたら初夏。年々、1年が早く過ぎて行く気がします、等速ははるか昔、今や1.5倍速2倍速やがて3倍速に……。高齢社会の日本、そんなに急いでどこへ行く?

近年、レコードの売り上げが急上昇しているそうです。この10年で20倍以上の生産量。月1000円ほどの安価で音楽聴き放題のデジタル配信の現代、レコードプレーヤー、レコード盤、設置する空間を工面してまで今何故、レコード? 

そこから、手間をかけて音楽を楽しみたい、というライフスタイルのこだわりが見えてきます。倍速社会だからこそ、自分の時間を丁寧に過ごしたい。

生活の中で「何にこだわるか」が自分らしさ。紅茶の淹れ方にこだわる。服装にこだわる。インテリア選びにこだわる。などなど……。丁寧に生きるとは、自分のこだわりを楽しむ生き方だと思います。(*^^*)

今朝も、インドにいた頃から使っているステンレスのカップで白湯を頂きました。カップから昇る湯気をふーふー吹きながら見る、窓外の雪。ヒマラヤの麓で見上げた雪景色が懐かしくなります。こんな朝の迎え方も私のささやかなこだわりの一つ。(*^^*)

今年もまた、慌ただしく一年が始まりましたが、時には自分のこだわりに浸って、時間を丁寧に過ごしてみてはいかがでしょうか? 

(写真)ヒマラヤ山麓のヨガ施設と寺院。手前を流れるのはガンジス河。


関西で学べるインド式健康法アーユルヴェーダ・ライフ|南想子の教室

ナマステ。インド式健康法アーユルヴェーダにようこそ。健康は正しい食事と生活習慣でつくられます。この教室ではアーユルヴェーダの健康理論を基にスパイス・瞑想・セルフエステを日常生活に取り入れた生活習慣を目標にしています。あなたの体質あったヘルシーライフスタイルを一緒に見つけましょう。

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