アーユルヴェーダ薬膳ライフ69/インド語ってあるの?

こんな質問を頂く事があります。「インドで『こんにちは』の挨拶は『ナマステ』ですよね。これって、インド語ですか?」

確かに、インド旅行のガイドブックには『こんにちは』→『マナステ』と載っていますね。この言葉はインド語という訳ではなく、ヒンデイー語なのです。主に北インドで話されています。日本から行く観光地はニューデリーやタージマハル等のヒンデイー語圏が多く、観光地で便利に使える言葉が載っている訳です。さらにヒンデイー語はインドの公用語でもあります。

では、インド語とはどんな言語でしょうか? 実は、そのような言葉はインドには無いのです。

日本語やタイ語のような国内共通の言語は存在しない。と聞くと驚かされますね。インドは一民族一国家ではなく、多民族一国家。つまり言語、習慣、宗教、が異なるたくさんの民族が集まってインドという国を統治しています。州によって、バンジャーブ語、マラーテイ語、ベンガル語、タミル語等があります。

ではインド各地を巡るためには、州毎の言語を知らなければならないのか、と言うとそう言う訳ではありません。英語が補助公用語になっていますので、観光客が行けるエリアでは、現地の言葉を知らなくても英語でコミュニケーションは取れます。(カタコト英語でも(^o^))

日本とは大きく異なる文化ギャップですね。だからインドは面白い。

さて話変わって、1月はあっという間に過ぎ、今日から2月。早いですね。新年会にも参加され楽しく新年を迎えられた事と思います。私が幹事を務める『アーユルヴェーダサークル』では1月11日に南インド料理を食べに行きました。ナンやタンドリーチキンは北インド料理で、南インドではサンバルやドーサなどが有名です。(料理名だけでは想像つきませんね(^o^))

(写真)三角コーン型がドーサ。豆粉で作られています。その他は野菜中心のスパイス料理です。

お店のスタッフの男性が南インド出身と聞きましたので、『ありがとう』を南インドの言語『ナンニー』と言ったのですが、通じてない様子。あれ? どうして? 

彼は『ありがとう』は『ナンドリ』と言うのだ。と教えてくれました。

インドの最南端にはタミルナドウ州とケララ州が隣接しています。『ナンニー』はケララ語。『ナンドリ』はタミル語。彼は南インドでもタミルナドウ州の出身だったのです。

隣の州で言語が全く違うというのは、面白いですね。大阪府と兵庫県で言葉通じないとしたらどんな生活になるのかな? と思わず想像してしまいました。(笑)

講座のご案内

❂セミナーAyucafe

令和7年

【基礎クラス】

1/26(日)10:00 研修室1

1/30(木)14:00 会議室1

テーマ「古代インドの知恵アーユルヴェーダ」

2/9(日)10:00 会議室1

木曜クラスはお休み

テーマ「アーユルヴェーダの食事哲学とスパイス」

3/9(日)10:00 会議室1

3/12(水)14:00 会議室1←水曜日です。木曜日ではありませんのでお間違えなく。

テーマ「私の心と体のタイプを知る」

4/10(木)14:00 会議室1

4/13 (日)10:00 研修室2

テーマ「老化と病院の毒素アーマとデトックス」

【応用クラス】

3/2(日)14:00~15:30 会議室2

テーマ「リトチャリアと春のメンテナンス」

会費:2500円(ハーブティーと果物&ベイクドスィーツ付)

参加:女性 定員8名で締め切り

❂レッスンAmurita

令和7年

1/25(土)18:30

内容「アーユルヴェーダの4つの呼吸法と薬草アロマ瞑想」

2月はお休み

3/29(土)18:30

内容「身体をほぐす優しいヨガと花手水瞑想」

4/19(土)18:30

内容「心のパワースポットを鍛えるチャクラ瞑想」

会費:2500円(薬膳ハーブティーとスィーツ&ささやかなお土産付)

参加:女性 定員各10名で締め切り

お申し込みお待ちしております。(^o^)/

(注)2/11~22日は休業のため、お申し込みのお返事は23日以後に致します。

関西で学べるインド式健康法アーユルヴェーダ・ライフ|南想子の教室

ナマステ。インド式健康法アーユルヴェーダにようこそ。健康は正しい食事と生活習慣でつくられます。この教室ではアーユルヴェーダの健康理論を基にスパイス・瞑想・セルフエステを日常生活に取り入れた生活習慣を目標にしています。あなたの体質あったヘルシーライフスタイルを一緒に見つけましょう。

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