アーユルヴェーダ通信1 春の瞑想会
「お白湯って、どうやって作るんですか?」こういう質問は嬉しいです。好奇心や興味に対し前向きに行動できる人は魅力的。こんな素敵な人たちにお会いしたくて、私は『南想子の教室』を始めました。
ナマステ。皆様お元気ですか?今年のお花見はどちらに行かれましたか?春は桜のパワーをもらって日本人が一番元気になる季節ですね。(^◇^)
桜の開花から一足早く、3月19日に『春の瞑想会』をクレオ大阪中央の和室で催しました。当日ご都合がつかなくなった方2名がおられましたが11名参加してくださいました。
夕方18時半からなので皆さんお仕事お疲れの所、ありがとうございました。
アーユルヴェーダの一年は6季節なので、3月中旬以降は『ヴァサンタ季』、春に当たります。『春の瞑想会』まずは、バストリカ呼吸法で呼吸を整え、1日の体の疲れをほぐすやさしいヨガ。その後、座姿勢を整えて。と言っても蓮華座や吉祥座のような達人技は目標にしていませんよ。初めてのアサナに無理は禁物、膝を傷めるだけです。ここは気持ちよく、あっさり諦めましょう。(#^.^#) 楽な姿勢が一番。
瞑想は春のチャクラに意識を高めた後、呼吸を通して自己の感覚を瞑想につなげていきます…。静かに深く自分に向き合う時間 … … …。
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えっ、冒頭の「白湯の質問はどうなったのか?」ですって?
そうでしたね。瞑想後は白湯で心と体を浄化するのが作法ですので、瞑想後に呈茶した時のご質問だったのです。白湯はアーユルヴェーダから生まれました。たいていの本には10分間の煮沸と書いてあります。考古文献に従うならそれが正しいと思いますが、私は煮沸後5分にしています。その根拠は、消毒殺菌に関する日本の法律は『日本薬局方』に定められています。その中に規定された雑菌の煮沸消毒の定義は5分だからです。
インドの生活水は今現在でも日本人はそのままでは飲めません。ましてやアーユルヴェーダが生まれた5000年前の水はどんなものだったでしょうか。衛生状態を考えれば、10分の必要性は納得できますし、水道水がそのまま飲める日本の煮沸消毒が5分という定義は自然だと思います。ただ、「白湯は10分煮沸でないと、心身浄化した気になれない」という方には、もちろんそのこだわりは大切にしてほしいと思います。
その日の白湯は桜湯にして召し上がって頂きました。花があれば団子なければ寂しい。
瞑想の作法にはないけれど和菓子も添えての呈茶。
「来週には桜咲くかしら」モグモグ。「ここの所、寒いからもう少し先かも」ゴクゴクゴク。などなど春の和菓子と白湯を召し上がりながら心も体もすっきり浄化。桜はなくとも話に花咲いて『春の瞑想会』、にぎやかなガールズトークでお開きとなりました。
令和元年を迎える桜。これからどんな時代が花咲くのか、楽しみです。(^◇^)
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