アーユルヴェーダ通信7 奇跡
人に出来て、神にできない事は何でしょう?それは奇跡だと思います。天空界を流れていたガンジス河を地上に降ろしたシウァ神。10体の化身をもつビシュヌ神。薬草を探しに山に入ったものの、どれが薬草か解らず、ひと山丸ごと持ち帰ったハヌマーンの神話。などなどたくさんありますが、どれも奇跡とは呼びませんよね。神様だからできて不思議はない、と納得です。奇跡を辞典でひくと『常識ではありえない物事』と書いてありました。つまり常識という枠組みをつくるのは人だから神様ワールドには、適用しない物事ということですね。ハハハ〜 (^◇^)
消費税が今日から10%になりました。昨夜のニュースで『新税率スタートまで後、4時間○○分○秒』と言いながら、スーパーで買い込む客や店主のインタビューをやっているのを見て、変わったカウントダウンもあるものだなと思いました。もともと指折り数えるのは、待ち遠しいステキな日のためではなかったかしら…? さて、消費税が5%から8%になったのが2014年。あれからわずか5年しかたっていませんが、8%はすっかり定着してしまい、かなり長い間の税率だったような気がします。しかし、よくよく考えてみると6年前との比較で消費税は2倍になったということです。仮に生活費10万円なら、そのうち1万円が消費税という数字の実感は重いですよね。しかし、だれもが向かう高齢社会への投資と考えれば、やむ負えないかな…。
私もきっと何かを切り詰めて、この増税分を切り抜けてきたのだと思いますが、それが何だったのか思い当たりません。インド的貧困生活には慣れていたのか、増税後も相変わらずインドにはきちんと通ってましたし。(#^.^#) まぁ、生活苦の実感がなく社会が良くなれば、それでいいか、とのんきに考えてしまう私です。
20年後の2040年には、少子高齢社会の人口比率で、現役世代:高齢者=1:1となり、社会保険料を払う現役世代1人で高齢者1人の面倒をみる時代の到来が試算されています。
今年は平成から令和へのカウントダウン。新税率のカウントダウン。そして年末のカウントダウンは3か月を切りました。数字を数える機会の多い年ですね。社会保障が充実して暮らしが楽になり、将来への投資に希望が持てる。地球温暖化を解決し、自然災害が沈静化される。そんな20年後の奇跡に期待しています。
蓮の花の真ん中に、優雅にたたずむ富と幸せの女神、ラクシュミー様なにとぞ日本もよろしく。
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