アーユルヴェーダ通信9 癒しのマルマケア
今日から12月。わーっ!11月のカレンダーをめくったとたん、山積したやり残しがドサドサッと崩れ落ちてきた! という感じ。一年早いですね。((+_+))
皆さん、お元気ですか?クレオ大阪中央で開催しているアーユルヴェーダの瞑想会は、奇数月実施ですので、11月は今年最後の会。「毎回、楽しみにしています」と欠かさずご参加くださった皆様、ホームページやチラシで「こういう講座があるんですね」とお申込み下さった方々、ありがとうございました。
さて、11月から1月はヴァータタイプの方が不調になり易い時期です。ヴァータはおへそから下が首座(ウィークポイント)で、循環器に不調が現れます。体を温めるのが一番なので、今回はヨガの後、瞑想に入る前に15分ほどフットマッサージをご紹介しました。体の血流のポイントをアーユルヴェーダでは『マルマ』と言い、全身に107個存在すると言われています。マルマは後に仏教とともに中国に渡り『ツボ』と改称され、その数361個が発見されて、世界保健機構WHOに認定されました。
マルマポイントを足指から太腿に向かって行うセルフマッサージはアーユルヴェーダ講座の美容編で『マルマケア』としてご紹介しております。ですが講座はセミナールームで行っておりますので、「今日はフットマッサージをご紹介します。さあ皆さん。靴下を脱いで、まずは片足を机の上に載せてください…((+_+))」という訳にもいかずレシピをお渡しして、実践なしのご説明で終わらせていただいております。
瞑想会は和室で開催しておりますので、この機会にぜひ習得し、この冬の寒さ対策に活用していただくことにしました。入浴中が効果的です。お湯が潤滑油になってくれるので、アビヤンガのようなキャリアオイルもいりません。
「それでは、皆さん。腰を下ろして今、浴槽でリラックスしていると想像してください。湯舟からは暖かい湯気が立ち昇っています」とイメージワークから始め、足指先から足裏、ふくらはぎ、太腿へ。実際にセルフマッサージしていただくと「足の疲れがスーっとほぐれていく」と実感されておられました。足の血流が一度に良くなると痺れを感じる人もいらっしゃいますので、フットマッサージの後は立ち上がらず、シャバアサナのポーズでリラックス。今日の瞑想、寝ポーズをアジアンチックなヒーリング音楽で行いました。
瞑想の後は、白湯で心と体を浄化するのが、作法。今回はジンジャーとターメリックのハーブティを用意しました。ジンジャーは体を温める効果があり、ターメリックの抗菌作用は喉や鼻の粘膜、皮膚炎を予防してくれます。
そして、皆様のお待ちかね、本日のスィーツは丸型のショートケーキ。白いカマンベールチーズクリームに小さな赤いバラをあしらい、銀ピースを飾った美しいものでした。皆様から「可愛い〜」という歓声。私は子供の頃に絵本で読んだクリスマスキャロルの雪景色を思い出しました。(^◇^)
このケーキ、私が作ったのではありませんよ。いつもの神戸のパティシエさんです。(笑)
今日はクリスマスプレゼントとして、アーユルヴェーダ講座でご紹介した『若返りの3大果実』の一つハリタキから作った手作りジャムをお持ち帰り頂きました。
フットマッサージで血流を良くし、ハリタキジャムで心も体も若返って、良い年をお迎えください。若返りすぎて年明けに赤ん坊にまで戻らないように…。というのはジョークですが。ハハハ〜(^◇^)
今年も多くの方にご支援をいただきありがとうございました。来年も、皆様の癒しのひと時となるよう、創意を重ねてまいります。どうぞよろしくお願いします。
メリークリスマス&ハッピーニューイヤー 想子
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